“魂の裁判”を乗り越え、ピラミッド深淵の謎に迫れ
エジプト、ギザ。クフ王のピラミッドを訪れた日本人ツアー客一行は、ある災難によりピラミッド地下の空間に閉じ込められてしまう。ピラミッド地下空間で巻き起こる魂の裁判を乗り越え、一行は無事脱出できるのか。
その運命は、低スペック高校生である主人公”歩人(アユト)”の行動に握られていた。
プロローグ
真っ暗な空間。目が慣れると共に、エジプトツアー客一行は自分たちがピラミッド地下に閉じ込められた経緯を思い出す。
二枚舌とヘビ
初見プレイ生存確率:40%
扉を潜り、大きな石板を発見した一行。石板には不思議なメッセージが刻まれていた。歩人は、勝手に先に進んでしまった小学生の倫(りん)を追いかけながら、次の空間へ続く道を捜すことになるが…
怠惰とクモの巣
初見プレイ生存確率:20%
鈍臭く文句ばかりの青年、満(みつる)がいちいち遅れをとる。行き止まりの空間で足止めを食らう一行に、遅れて駆けつけた満が大トラブルを起こしてしまう。
怒りと焼却炉
初見プレイ生存確率:20%
”モドレ”
歩人は自分の体のあちこちに煤で文字が書かれている事に気づく。一体誰が……自分?
飛べる世界で
初見プレイ生存確率:20%
日差しの差し込むその空間は、まるで桃源郷のようだった。しげる草木にさえずる小鳥、咲き乱れる花々。ツアーガイド音樹(おとぎ)はその奥に、地上に出られる階段を見つけた。
傲慢な先客
初見プレイ生存確率:20%
一行が広大な吹き抜け空間の通廊を通る度、何者かの投石による攻撃を受ける。すでに先客がいた事に戸惑うメンバーをよそに、ヒーロー志願の漁が奮闘。謎の敵に立ち向かう。
見えざる獣
初見プレイ生存確率:20%
“猛獣のような影を見た”
そう言い残して一人づつ姿を消していくメンバー。写真家、水見(みずみ)の撮影する写真を手がかりに、猛獣とメンバーの足取りを探る。
白馬の王子様
初見プレイ生存確率:20%
葉子(ようこ)がピンチになると、突然歩人が現れる。そんな不思議な出来事が繰り返される中、臆病な自分を変えたいと決心した葉子は自ら危険な場所に踏み込んでしまう。
永遠の孤独
初見プレイ生存確率:5%
一行は女王の間と思しき空間にたどり着く。歩人は寧(ねい)の様子がおかしい事に気づくが、寧は悲しそうな顔のまま何も話そうとしない。
主観vs客観
初見プレイ生存確率:30%
手分けの探索により一旦散り散りになった一行。歩人は、メンバーと合流する度に奇妙な体験をする。
強欲と殺意
初見プレイ生存確率:20%
宝物庫−。と、誰もが一見して分かる荘厳な室内、黄金の供物。教授が制する中、黒江(くろえ)は、宝飾品を盗むアイデアを思い付く。
終わる刻
一行がついに遺跡最下層、王の間にたどり着く。そこで見たものは…
大脱出
崩壊する地下空間からの脱出を試みる歩人達。身の毛もよだつ悪夢の狂宴が幕を開ける。
エピローグ
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